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しばらくの間、渾身のふぐあんこうコレクションでお楽しみください。

「ふぐあんこう」とは?

以下の如き、紫色の深海魚の総称です。


「ふぐあんこう」は、吐血しながら地べたを這いずり回ってゲームを創ろうとする
ゲームクリエータの象徴であり、化身であり、また守護神でもあります。
そのちょうちんは暗闇に包まれた深海に灯された一抹の希望……

我々は何故ゲームを創るのでしょうか?

繰り返す。我々は何故ゲームを創るのでしょうか?

その答えは誰も知らない。守護神である、ふぐあんこうでさえも……
何故なら、我々は、生まれながらにして深海魚であり、
深海で生きる以外の道を知らないのだから…………っ!!!

「ふぐあんこう」コレクション

ふぐあんこう

最もノーマルなふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

なぜ、ふぐあんこうは吐血しているのか?
その理由は外敵から守るために全身を流れる超強力なふぐ毒に対して、
ふぐあんこう自身が免疫抗体を持たず、常に服毒状態にあるためである。

繁殖力は旺盛で、深海のふぐあんこう縄張り内では、
無数のふぐあんこうが常に細胞分裂を繰り返し、群れ成している。

成長したふぐあんこうは外敵に狙われていると悟ると急激に体を膨張させ自爆する。
破裂した風船の如く体内の毒を撒き散らして飛び回り、敵を縄張りに寄せ付けない。
その間わずか2秒の早業である。

それゆえ、ふぐあんこうを殺傷することは非常に難しく、
自爆していないふぐあんこうの生皮はマニアの間で高額で取引される。
捕獲には非常に高度なスニーキング能力が求められる。













ふぐあんこう・セクシー

女王たるメスのふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

メスのふぐあんこう。繁殖の中心であり女王蜂的な役割を果たす。
基本的に群れの中の1体のメスが変色し、ふぐあんこう・セクシーとなる。
ふぐあんこう・セクシーはフェロモンを分泌し、オスの<censored>を誘発する。

しかしながら、図のように吐血している通り、ふぐあんこう・セクシーといえど、
ふぐあんこう短命の宿命から逃れられるわけではない。
そのショッキングなピンク色のように、烈火の如く激しい<censored>を瞬く間に繰り返し
盛大に繁殖し、個体数の維持に一役も二役も買ってから華々しく散る。

ふぐあんこう・セクシーが死亡した場合、残った群れ内で最も美しいメスがセクシー化し、
ふぐあんこうたちのオスたちの<censored>を一斉に(以下自主規制













どくどくふぐあんこう

猛毒を持つふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

ふぐあんこうの中でも特に強烈な毒を持ったふぐあんこう。
どういう宿縁か、生き長らえ、皮膚まで毒の回った百戦錬磨のふぐあんこうたちが、
どくどくふぐあんこうとなり、戦場をさ迷いながら自爆の時を待っている。

その身体は強烈に酸化しており、体温も低下しているため、
半ばゾンビ化しているものとと考えられる。
その行動は長年の生存経験により最適化されており、太陽が昇る前に起床する、
ブレーキ音の激しい自転車に乗る、朝ごはんを二回要求したりする、
など、極めて老獪である。

しかしながら、生ける発酵食品とも言われ納豆のような味がして美味であるといい、
世界中のグルメたちが、幻の食材としてどくどくゾンビを求めている。













森ふぐあんこう

森に潜むふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

「森にいそうなふぐあんこう」をテーマにした少女趣味のファッショナルなふぐあんこう。
何を間違ったか深海ではなく、樹海に潜んでいる。
森林の生態系と調和することによって、毒の自浄作用を持つまでに進化した特異種。

正式名称は「清浄なるセフィロスの加護を賜いし天の使いたるふぐあんこう」
全身が浄水器の代わりをなしており、 近代文明の発展より汚染が進む森の水を浄化、
口から、天然のミネラルが絶妙のバランスで配合された天然水を吐く。

体内に蓄積された毒素が一定値を越えると、大樹の根元へと隠れる習性を持ち、
ゲル状の物質となって、地下で眠る。ちょっとロマンティストなふぐあんこう。













幸せの黄金ふぐあんこう

貴金属に近いふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

金・銀・銅・レントゲニウムなど、第11族元素を組成に主とする、金属状のふぐあんこう。
比重が大きいために、水に浸ると沈んでしまうが、深海魚なので問題ない。
また、全身が金メッキされているに等しく、錆には強い。

生きた置換化石とも称されるが、実際、生きている。
動きは鈍く、銅像のようであるものの、体表面の自由電子の変化を察知して、
光の速さで自爆するため、やはり捕獲は困難。

その美しさと儚さゆえに、幸せの名を冠しており、
身内から罪人が出た家に幸せの黄金ふぐあんこうの生皮を吊るしておくと、
刑期が短くなり、また仮釈放されやすくなるという。













ヘレティック・ふぐあんこう

異端のふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

正しき信仰を外れ、輪廻の理を否定することによって、
通常の何百倍もの寿命を生き延びる外法を手に入れたふぐあんこう。

某超大国のコングロマリットが新兵器用に遺伝子操作・人工培養したふぐあんこうが、
逃亡し野性化したものではないか、という物騒な推測もある。

夜行性で、特に闇夜を好む。肉食で、重油のような粘着質のどす黒い廃液を吐く。
また、同種であるふぐあんこうを摂食することもある。
ちょうちんと瞳は赤外線を発しており、暗視装置、またはヒーターとして機能する。













ブルー・アイズ・ホワイト・ふぐあんこう

伝説の蒼白きふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

世界に3体しか存在しないウルトラレア種。強くてカッコいい僕らの最強ふぐあんこう。
パワー・スピード・思いやりと、三拍子揃ったメリケンヒーローの如き戦闘力を持つ。

その圧倒的なカリスマ性から、とある社長により独占的に愛玩されている。

体内で核融合を起こし、盛大に破裂する「滅びの自爆ストリーム」は、
大陸1つ吹き飛ばす威力を持つほどおっかない。
ゆえにブルー・アイズ・ホワイト・ふぐあんこうは、生命活動を封じられ、
社長室の奥で、絶対零度近くにて冷凍保存されているという。













ふぐ=“レッドコメット”=あんこう

彗星の異名を持つ通常の3億倍の超速ふぐあんこう。


生まれながらにして吐血している。

宇宙空間で生まれ、新しい人類……
……否、新しいふぐあんこう類として覚醒した唯一のふぐあんこう。

その寿命は一族の宿命を覆し、ほぼ無限大であるとされている。
ふぐ="レッドコメット"=あんこうは、通常の3億倍の高速移動を可能としており、
限りなく光速に近づくことで相対性理論から予見されているウラシマ効果により、
自らを流れる時間を限界までスローダウンさせている。

その結果、ふぐ="レッドコメット"=あんこうの寿命は、
私達のいる通常の時空からはほぼ無限大にまで延長されているように観測される。

なお、ふぐ="レッドコメット"=あんこうの亜光速移動によって発せられる重力の歪み、
非可視光パルサー、帯電子、プレッシャー諸々のデータを解析したところによると、
次にふぐ="レッドコメット"=あんこうが我々の銀河にやってくるのは、
42億年後とされている。